1-2居抜きとスケルトン+<ひとりごと1>


 「居ぬきは得なのでしょうか?」

 良くある質問です。

 1口にはYESともNOとも回答はできませんが、、、

 

*厨房区画、WC区画がプラン的に概ねそのまま利用できる。

*厨房器具、家具等再利用できるものが多い。

*厨房機器、エアコン等のリース、高額な残金の引継ぎが無い。

 

 以上の条件にあてはまり、それに見合った造作譲渡金額であれば概ね初期投資の抑えられる物件といえるでしょう。

 看板を替え一部造作の改修、内装のリフォーム、不足する機器設備を一部導入するといった様な工事内容になり、比較的イメージチェンジをはかれる内装のリフォームに費用を当てることができます。但し新たに開始する事業に合った設備であるかや動線のチェックは必須です。

 

 居抜きでも厨房区画を解体し新たに厨房区画を作ったり、設備が古すぎるような状況の場合

解体費用+造作譲渡費用+新装費用となり、かえってスケルトン物件よりコストアップになってしまう可能性があります。

 まずは業者さんに物件調査を依頼し、検討する事が大切です。

 

 

<ひとりごと1>

 以前、居ぬきが得か否かを見極めるのは単純には出来ないと感じた事例がありました。

 

 厨房区画の解体が有り、もちろん新設工事も発生し再利用できる機器は縦型冷蔵庫とストッカーのみで且つ造作譲渡金も発生する案件でのご依頼のことです。

 前段でご説明させて頂いた内容からいけば、居抜きNG物件となるところですが、、、、

とにかく「立地条件が良い!」とのオーナー様の強い思いでその物件で開業されました。

 開業より数年経過しましたが、今では大変な繁盛店となっています。

 

 オーナー判断の素晴らしさが一番ですが、ここでの勝因として

 

*まず基本的に提供商品に魅力がある。

*自社商品(メニュー)が立地にはまるとの判断。その通りに。

*坪数が少ない為、造作譲渡金及び賃貸契約にかかる費用が大きくはなかった。

*改装費用を極力抑えつつ、コンセプトを表現できる店作りにした。

 

以上があげられると思います。

 

 居ぬきが得であるか否かはトータルバランスでの判断となります。